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第3回広州白磁公募展

広州は、朝鮮時代に司饔院の分院が設置され、500年間にわたり王室で使われる陶磁器を生産していた白磁の本場であり、朝鮮白磁の純白な色と美しい形は「韓国美」の真髄といわれています。

『第3回広州白磁公募展』は、朝鮮白磁の造形精神を現代的な感覚で再構成した作家や作品を発掘し、紹介する展示です。白磁の歴史と伝統を継承し、韓国的情緒を現代的な感覚で再創造した作品を発掘・育成し、朝鮮白磁の進むべき方向を探るために企画しました。

今回の公募展には36名の作家の作品95点が出品され、大賞はKim Pan-giの「白磁大鉢」が、金賞はNo Seung-sunの「青華白磁七爪龍白鶴図文皿」が受賞しました。銀賞にはLee Jeong-yongの「白磁文房具」とLee Su-hyeonの「竹香」が選ばれたほか、Ji Seung-minの「白磁月壷」、Lee Jae-hunの「棚田を盛る」、Kim Su-jinの「母子盒」が銅賞に選ばれました。

韓国の白磁に改めてスポットを当て、陶磁文化と陶磁産業を活性化する切っ掛けとなることが期待される本公募展が、陶磁文化の育成と裾野拡大につながることを期待しています。

第3回広州白磁公募展

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