「韓国生活陶磁100人展 CERAMIC:BLOSSOM」は、京畿道驪州の11人の作家の陶磁作品を料理や花とコラボレーションさせた展示です。テーマは「春」。見る人に春の風情を感じてもらえればと思います。
2012年4月に始まり、9回目を迎えるリレー招待展「韓国生活陶磁100人展」は、芸術性を認められた生活陶磁作家100人をリレー形式で紹介する企画展です。これまでに約60人の陶芸作家が参加しました。
展示は第1部「春、日常に入り込む」と第2部「流れる春」から成り、生活の中の春の風情や、時間の流れとともに変わりゆく春の姿などを盛り込みました。フードスタイリストのペク・ヘウォンとフローリストのパク・ミンジョンのコラボにより、料理と花、陶磁で彩られた「春の香り」をお楽しみいただけます。
第1部「春、日常に入り込む」は、春をテーマにした5人の陶芸家の作品と、フードスタイリスト・ペク・ヘウォンのコラボで、身近な生活陶磁から春の空気を感じることができます。第2部「流れる春」では、6人の陶芸家の思いが込められた作品と、フローリスト・パク・ミンジョンのコラボにより、春のはじめから夏になるまで時間の流れとともに変わりゆく自然を、「生命の芽生え」「輝く花芽」「ぽかぽか陽気の部屋」「種」「満開」「そして夏」の順にたどります。
本展で、春の感性あふれる生活磁器やオブジェ作品に癒され、作家と観客が通じ合う場となればと思います。