- 展示名 : テーブルへの旅立ち
- 期間 : 2016. 4. 22 ~12. 31
- 場所 : 驪州世界生活陶磁館2階 第3・4展示室
- 規模 : 52人の作家の作品約110点(陶磁分野41人、70点 / 他分野11人、40点)
- ジャンル : 生活陶磁(食器、装飾品、照明など)、絵画、写真、木工芸、ファッションなど
‘テーブルへの旅立ち’は、作品であると同時に日常雑器ともなる陶磁工芸と、その作品が調和して作り出す空間に注目しました。絵画や写真、イラストを除くほとんどの展示作品は、工業製品とは差別化された手工芸品であり、それぞれの作品の特徴と機能が際立つように演出されています。
特に展示室を大きく私的空間と商業空間に分け、8つの空間を作ることで、展示室で作品を鑑賞し、コミュニケーションできるように企画しました。
観客はそれぞれの作品を見ながら「使い道」を考え、その作品を自分の生活空間に取り入れたいという購買意欲を刺激されるでしょう。
(ロビー) チャントクデ(甕置き場)
「醤」は韓国の食文化において最も重要な食材の一つです。醤油、味噌、唐辛子味噌などを発酵させ、あらゆる料理の味を完成させる「醤」を入れておくチャントク(甕)は、現代のオブジェ作品としても遜色ありません。
韓国の食文化を象徴するといえるほど「韓国の美」がよく表れている容器です。
寝室とリビング
最もプライベートな空間の中で陶磁と家具、そして繊維工芸がどのように調和するかを見せる空間です。
寝室とリビングの中に「自分だけの空間」を提案します。
応接間
大切な来客のときに丁寧にもてなせる空間を演出しています。
すばらしい作品に囲まれてお茶と談笑を楽しむのは、この上ない贅沢でしょう。
プライベートカフェ
自分だけのカフェを想像したことはありませんか。
モダンな空間にコーヒーの香りが漂ってくるような作品で演出された「自分だけのカフェ」を提案します。
レストラン
素敵な食器に美味しい料理を盛り、美しい作品に囲まれて食事を楽しむひとときは、至福の時間となるでしょう。
そして、その時間は、一緒にいる人との距離をぐっと縮めてくれるに違いありません。
ギャラリーBar
たまには落ち着いた雰囲気のBarで、親しい友人とワインを飲みながら疲れを癒したいときがあります。
素敵な写真が飾られた空間で、陶磁作品に注いで飲むワインは格別でしょう。
パーティールーム
特別な日におしゃれな空間で知人たちと楽しい時間を過ごしたいときがあります。
壁にかけられた作品や料理を盛った器が素敵であれば、幸福感はさらに高まるでしょう。
ストリートカフェ(フォトゾーン)
旅の途中にコーヒーとともにほっとひと息つくのは、この上なく幸せなひとときでしょう。
仮想のカフェでバリスタになって記念写真を撮れるフォトゾーンは、本展示の楽しみを一段と盛り上げてくれます。
赤い公衆電話ボックスと、旅行カートゥーン作家キム・ドンボムの作品は、まるで旅に出たような気分にさせてくれます。