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韓国陶磁観光利川セラピア 見る 過去の展示
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- 展示期間 : 2018. 9. 07.～11. 25. 第2・第3展示室 / 2018. 9. 13.～ 11. 25. 第1展示室
- 展示場所 : 利川世界陶磁センター 2階 第1展示室・第2展示室、3階 第3展示室
- 展示規模 : 財団所蔵品115件(約580点)
2018利川世界陶磁センター所蔵品企画展「偉大なる遺産：過去、現在、未来」は、韓国陶磁財団がこれまで19年間にわたって蒐集した所蔵品のうち美術史的な価値の高い作品を紹介し、純粋芸術の一ジャンルとしての陶磁史を振り返るために企画されました。
本展では、単に所蔵品を紹介するにとどまらず、過去を意味する財団所蔵品と、未来を意味するデジタルメディアを結び付け、現代陶磁芸術の進むべき道を示したいと思います。
第1部＜器 Container＞では、陶磁の基本的な機能である「器(Container)」の作品を展示します。
第2部＜造形 Ceramic Sculpture＞では、抽象・具象造形作品の世界を紹介します。なかでも、絵画と陶磁を融合させることで陶芸を純粋芸術の範疇に組み入れるのに大きな役割を果たし、現代抽象陶芸の先駆けともされる故ピーター・ヴォーコスの遺作のうち韓国で所蔵されている唯一の作品である代表作の≪Penryn≫を見ることができます。
第3部＜同時代の陶磁芸術 Contemporary Ceramics＞では、インスタレーション、多媒体による作品、映像作品など、今の同時代性がよく表れている作品にスポットを当てます。
本展が、ピーター・ヴォーコスをはじめ、美術史的な価値の高いルディー・オーティオの感性的な作品≪Cormorants≫、ジョン・メイソンの≪Black Spear≫、リチャード・ショーの≪Paint Box Man(Tin Tin)≫、マリリン・レヴィンの≪Paggy's Jacket≫など、韓国ではなかなか見ることができない芸術史的価値の高い作品を一カ所で鑑賞できる貴重な機会となればと思います。
