京畿世界陶磁ビエンナーレの国際陶磁ワークショップは、韓国陶磁文化の中心でありユネスコが認定する創造都市でもある京畿道利川で開かれる陶磁文化交流プログラムです。2017年は「メーキング・ナラティブMaking Narrative」をテーマに、世界各国の作家が一堂に会し、陶磁芸術を探求し、交流する過程で、それぞれの叙事的な表現を完成させていく場を目指します。そして、京畿道の文化的資産を世界に発信するとともに、世界のさまざまな文化を共有し、陶磁の多様性を高めることにより、未来の陶磁芸術のビジョンを探っていきます。
プログラム名 | 期間 | 場所 | 内容 |
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増殖する陶磁ガーデン | 5. 5 ~ 5. 14 | 利川セラピア一帯 | 作家と市民が一緒に陶磁の庭園をつくるパブリックアートプロジェクトで、インタラクティブアート、マッピングアート、建築、音楽などとの実験的なコラボレーションを試みます。ここでは、さまざまなジャンルに対するオープンマインドや革新的なアイデア、童話的な想像力を持った作家を選び、土を媒介に未知の庭園を造るクレイガーデナーになってもらう予定です。 |
プレ・メンタリングキャンプ | 4. 8 ~ 4. 17 | 地元作家の作業場および利川市内 | 利川に住む陶芸家の自宅に10日間ホームステイし、指定された場所でメンタリングキャンプを事前に行うプログラムです。参加作家は互いに協議して、各ワークショップ会場で実演、作品販売、体験などを行います。そして、事前のプログラムが終了すると自動的に本番(メンタリングキャンプ)にメンターとして参加します。 |
メンタリングキャンプ | 4. 24 ~ 5. 3 | 利川セラミックス創造工房およびレジデンスAホール | 10日間にわたりメンターとメンティーが一緒に作業を行い、互いに芸術家として良い影響を与え合うワークショップです。メンタリングキャンプには、韓国陶磁財団所属作家もメンティーとして参加し、メンター1人あたり1~2人のメンティーがついて1チームとなり、計9チームが参加する予定です。 |
セラミック・ラップ | 5. 5 ~ 5. 14 | 利川世界陶磁センター1階ロビー | セラミック・ラップは、陶磁に関する研究の場です。参加作家は、創作、パフォーマンス、陶磁材料の研究、歴史的研究などをさまざまな方法で自由に行います。そして、研究の結果物は、本プログラム終了後に展示される予定です。 |