広州テーマ展「記憶; 暮らしを振り返る」は、国内外の主要博物館が所蔵している韓国の土偶や白磁明器、中国の土俑や家型明器、日本の土偶や埴輪など、人々の暮らしを物語る考古資料約100点と、それらに秘められた物語を現代の感覚で解釈した現代陶磁作品約30点で構成されます。当時の人々の暮らしに関する多彩な物語に触れることができます。
利川テーマ展「記録_暮らしを語る」利川テーマ展「記録; 暮らしを語る」は、革新的な意識をもって陶磁における叙事的な表現方法を生み出した20世紀の海外作家6人と、2000年代以降活発に活動している国内外の作家20人の作品を大きく2つのセクションに分けて紹介します。第1セクションは、個人に対する自覚を表現した作品で、第2セクションは、社会と集団の中の人間の姿を映した作品です。
驪州テーマ展「記念; 暮らしを称える」では、現代陶磁作家が作った骨壺約230点が展示されます。この展示は、生と死の概念を表現した骨壺から、人々の人生を象徴する造形様式を見出すために企画されました。生の延長線上にありながらも社会通念の中でタブー視されている「死」と向き合うことにより、今の暮らしをより大切にする気持ちが芽生えるでしょう。また、生を終えてからの新たな居場所となる骨壺を新しい感覚で制作することで陶磁の領域を拡大するという目的もあります。