「創造性(Creativity)」 をテーマに、23人の国内外の専門家と作家が参加し、陶磁芸術の創造的な多様性、現代芸術としてのアイデンティティーと可能性について意見を交わしました。
また、陶磁芸術の地域性と国際性、そして問題点などを考察し、様々な議論を行いました。
「朝鮮の陶磁文化と官窯の意味」 をテーマに、これまでの広州分院陶窯地の発掘成果をもとに、分院研究の問題点やあり方、課題などを考え、議論する場でした。
基調講演と4つのテーマ発表、そして討論で構成されたこのセミナーは、朝鮮時代500年にわたって設置されていた広州分院の歴史的変遷と意義、官窯と地方窯の特性区分による研究、現代的な視点で見た朝鮮陶磁の意味など、学者の様々な研究の現状を把握できるいい機会になりました。
アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなど各大陸の主要作家と韓国の作家が参加し、芸術的に交流するとともに、作品制作について討論し実演を行った国際的な行事です。
「陶磁と造形」 「陶磁と伝統」 「陶磁と絵画」 の3つのテーマに分かれ、国内外の有名作家36人が参加したこのワークショップを通じて、参加者と観客は世界的に知名度の高い作家の独自の創作の世界を垣間見るとともに、作品制作の様子を直接見ることができました。
特に、国内の著名画家を招待し、陶磁と絵画の新たな出会いを試み、画家の器形に対するアプローチを探求するなど、絵画ジャンルとの積極的な交流を促す行事が開かれました。
作品展示とともに催された参加型プログラムでは、観客が作家と対話し、自ら作品を作ってみる機会が設けられました。
美しい白磁を生産した朝鮮陶工の知恵を探り、現代の伝統窯の制作技術を集大成し、伝統窯の標準を作るために行われたワークショップです。
これまでに発掘された白磁窯に関する資料と、伝統窯を実際に制作して使っている陶芸家の経験を総合して、最も効率的な伝統窯を制作するとともに、その制作過程を観客に公開し、注目を集めました。
特に、ワークショップの全体の模様とベテラン陶芸家が語る窯の制作や窯の管理・運営方法、制作過程で行われた討論などをすべて記録し、資料集として発刊しました。
これまで口伝えで伝承されてきた韓国の伝統窯の制作技術を初めて整理し、記録した意義深い行事と評価されています。
「陶磁デザイン-実用美の探究」 をテーマに、デザインを中心に作品を制作する国内外の有名作家22人を招待して行ったワークショップです。
実用デザイン作品、陶製人形、ハンドペインティングなどデザインにおける様々な技法が紹介され、機能美と造形美が融合して陶磁に反映される方法が分かりやすく提示されました。